サーカス

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WATTSの名前の主である故渡辺昌裕の歌をじっくり聴いています。
毎年この時期は業務上(笑)渡辺の曲を聴くことが多いんですが、朝起きたときに"鳴る曲"というのがあるんです。
サーカスがどうのという曲で、町にサーカスが来て去っていたとき母さんがいなくなっていたと言うような曲です。ピエロにさらわれたと言うんです。
サーカスでよくこんな曲を書けるなと、こいつはどういう家庭で育ったんだと思いましたが、考えてみると僕は渡辺と中学の時からいっしょで、どんな家庭かよく知っていました。高校の時には渡辺の親父の会社でバイトしたし(笑)
かと思えばティーンエイジャーのころに彼女に渡せなかった銀の指輪がまだ捨てられないんだというような曲も書く。
何度かこのイベントでも話をしましたが、僕は渡辺と高校の時バーバラ・アンというバンドをやっていて、「僕の書く曲は渡辺のものよりもいい」と確信して生きていました。(若かったし)
ところがその後10年くらい経って自分のバンドをやっていたとき、どうあがいても渡辺が高校から20才くらいまでに書いた曲に太刀打ちできないと思いました。
今改めて未発表の曲を聴くと、僕は死ぬまでにこんな曲が書けるのだろうかと思います。
今僕は二つのバンドをやっていますが、とても良い刺激になります。

いつか時間ができたら渡辺の曲を自分なりに歌い込んで路上とかで演奏したいなと思っています。路上です。なんかそれがあいつの曲の行き場じゃないかと思っています。

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