2年目のPLAY FOR WATTS「わっつー、聴こえるか」に向けて

| | コメント(2) | トラックバック(0)
渡辺が死んで1年と半年、そしてまた5月3日(渡辺の誕生日)がくる。でも今年は追悼なんたらというのにしたくなかったんです。
近況を話せば、やつは今年の3月にやつのためのお墓に入りました。(やっと)
死んだ後何ヶ月か続いた"玄関に鍵を置く音"も最近はしなくなったそうです。

去年2007年のPLAY FOR WATTSは、暖かくて、晴れて、いい日でした。たくさんのバンド仲間や友人、関係のない人まで集まってくれて、にぎやかな会でした

「今度は何をやろうか、でも追悼なんとかはもう止めよう」
去年の会がはけた後に僕はすでにそう思っていました。
去年の10月、渡辺の命日に集まって朝まで飲んだときも、そればかり考えていました。
でも、結局今日まで何も結論が出なかった。
「オレがバンドで音を出したかったのは、死ぬ直前の渡辺で、そいつがいなくなったのに、そいつと作った曲を演奏する意味なんかあるのか」という去年と同じジレンマは相変わらずあり、渡辺の曲を演奏することへの抵抗(うまく言い表せないけれど、僕なりのいろいろな抵抗)がありました。
一方で、また今年もたくさんの人に集まってもらいたいという気持ちもあり、できれば去年都合が付かなかった人には、ぜひ来て欲しいという思いもありました。
追悼はもういい。何をあいつに聴かせるのか。
強い動機が見えない。見つからない。
そんなこんなで今日まで来てしまいました。

昼間かごやはうすの元同僚・河合氏から電話をもらって、「トリビュートだ、追悼うんぬんでバンドで演奏も大事だけどさ、やっぱ顔出したいじゃん。わっつーの集まりだもん」と。
この発言で目から鱗が落ちました。
何をするかではなく、何のために集まるのか。
おかげで楽になりました。
「言われる前から出るつもりだった」と真っ先にメールの返信をくれたプラスティック・ソウル・アマンダのとーるにも感謝します。

ということで、今年も開催します。
去年来れなかった人、今年も連休まっただ中ですが(笑)、なんとか少しでも顔を出してください。出演バンドも決まりつつあります。
どうか楽しみにしてください。

昨年の様子はこちらで見られます

トラックバック(0)

このブログ記事を参照しているブログ一覧: 2年目のPLAY FOR WATTS「わっつー、聴こえるか」に向けて

このブログ記事に対するトラックバックURL: http://www.mark2design.com/cgi/mt/mt-tb.cgi/1

コメント(2)

承認なしでコメントできるようにしておきました。
(匿名でコメントする)をクリックするとコメントできます。
名前は書いてほしいですけどね。(笑)

裏管理人様
了解です。サンキュー。

2014年4月

    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30